仕上職人 Q&A

ハンガーに掛けたまま、蒸気の力でシワ伸ばし
特長

Q&A (各「質問」をクリックすると「答え」へジャンプします)

Q1,蒸気の力だけで、なぜシワが伸びるの?

Q2,どんな種類の素材でもシワが伸びるの?

Q3,なぜ塩を入れるの?

Q4,塩が蒸気と一緒に出て洋服につくことはないの?

Q5,どんな種類の塩をいれるの?

Q6,しばらく使ったら中の水が濁ってきたようですが?

Q7,蒸気の勢いが弱いようですが?

Q8,水を足しての連続使用は可能ですか?

Q9,使用後に衣類の湿り気はありますか?

Q10,シミ、カビの心配はあ りますか?


Q1,蒸気の力だけで、なぜシワが伸びるの?

A1,繊維の「緩和収縮」という性質を利用しています。

「緩和収縮」とは、熱と水分(=蒸気)を当てることで、張力のかかった織編 物(=しわ)が、もとの安定した形(=シワのない状態)に戻ろうとして収縮する現象を言います。

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Q2, どんな種類の素材でもシワが 伸びるの?

A2,お使いいただけない素材、伸びにくい素材があります。

革、合成皮革には適さないので使用しないでください。また高級カシミアは、 水や蒸気をかけると風合いを損ねますので使用はお勧めできません。その他詳細については素材・洋服の参考適合表を参照してください。

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Q3,なぜ塩を入れるの?

A3,立ち上がりを早くするためと、高温の蒸気を出すためです。

仕上職人は、ヒーターを介さず直接水に電気を流して加熱するため、素早く立 ち上がります。真水のままでは電気は流れず蒸気も出ません。塩を加えることにより水がイオン化して、はじめて電気が流れるようになります。 また塩を加えることで「沸点上昇」が起こり、それにつれて蒸気の温度も上昇し、シワ伸ばしに最適な高温の蒸気が発生します。

「沸点上昇」とは、通常100℃で沸騰する水が食塩やショ糖など不揮発性の 溶質を溶かすことで、もとの水の沸点より高くなる現象を言います。

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Q4,塩が蒸気と一緒に出て洋服に つくことはないの?

A4,塩は蒸発しないので洋服につくことはありません。

海水の塩分が蒸発しないのと同じで、仕上職人も塩分は本体の中に残ります。 したがって塩が洋服につくことはありません。
ちなみに仕上職人の蒸気を出し切ったあと、さらに続けて使う場合は、水だけを追加します。詳しくは「使用方法」をご覧ください。

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Q5,どんな種類の塩をいれるの?

A5,1kg100円程度の、いわゆる「食塩」が最適です。

具体的には<(財)塩事業センター>の食塩が、精製度が高く、価格も安くて 最適です。ミネラルその他の成分が多く含まれたもの(一般的には高価な塩)は、使用しないでください。

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Q6,しばらく使ったら中の水が濁ってきたようですが?

A6, 内部で使用しているカーボンが消耗したためですが、蒸気に影響はありません。

長時間使用後に、仕上職人の中の水が黒く濁ることがあります。それは内部の カーボンが消耗したためで、故障ではありません。またそのことにより衣服が黒く汚れることもありません。

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Q7,蒸気の勢いが弱いようですが?

A7,生地への「のり」を良くするため、やさしい蒸気が出るよう設計されて います。

蒸気の粒は大変小さいので、勢いが強いと生地を突き抜けてしまいます。また 勢いが強いと、ベルベットのような起毛素材やデリケートな衣類の表面を傷つけてしまう恐れもあります。高温の蒸気が生地に留まっていられるように、また生 地を傷めないように、仕上職人は吹き出し口を広くして、やさしい蒸気が出るよう設計されています。

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Q8,水を足しての連続使用は可能 ですか?

A8,可能です。その場合はお水のみを足してください。

塩分は中に残っています。また水を追加するとき、中の水が100ccを超え ないようご注意ください。多くなると吹きこぼれの原因になります。

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Q9,使用後に衣類の湿り気はあり ますか?

A9,ほとんどありません。高温の蒸気なので、すぐに蒸発します。

かけたあとにかるくたたくと、より効果的に水分を飛ばせます。

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Q10,シミ、カビの心配はありま すか?

A10,ほとんどありません。ただし素材によってはシミが心配されます。

特に水がついただけでシミの出来る洋服にはご使用にならないでください。ま た大切なお洋服には、目立たない場所でテストしてからのご使用をおすすめします。
カビはむしろ、高温による殺菌効果のため、おさえられると考えております。

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